時間系の関数の説明

Eyecatch MetaTrader 4 プログラム中級編

 今回は、時間系の関数の説明です。

 サンプルプログラムはこちらです。Zip圧縮していますので解凍してご利用ください。

 サンプルプログラムの使い方は、以下の記事で説明しています。 

時間系の関数

 時間系の関数は、現在の曜日、日付、時間などを出すための関数です。

 この関数を使うことによって、特定の日付だけ売買したり、特定の時間だけは売買しないといったことが可能になります。

 大まかに時間系関数の説明をして行きます。

TimeYear()年を取得します。
TimeMonth()月を取得します。
TimeDayOfWeek()曜日を取得します。(数字で取得されます。時差の関係もありますが、大体0が日曜日で、6が土曜日です。)
TimeDay()日付を取得します。
TimeHour()時間を取得します。
TimeMinute()分を取得します。
TimeSeconds()秒を取得します。

 まだ関数はありますが、主だったものはこんなところです。

 この関数で時間が取得出来るのですが、このままでは現在の時間を取得して貰えません。

 少々ややこしいのですが、この関数はそのまま現在の時間を取得するのではなく1970年の1月1日からの経過した時間から計算して時間を出してくれるそうです。

 ですので、実際に使う場合は、関数の()の中にCurTime()を入れてください。

 例えば、TimeHour(CurTime()) で、現在の時間が取得出来ます。

 使用するだけなら、何も支障がないので、これもセットだと覚えて置いてください。

 使用方法としては、if( TimeHour(CurTime()) == 1){処理}

 これで、サマータイム中なら日本時間の午前八時に処理してくれます。

 サンプルプログラムは土曜日以外の日本時間(サマータイム中)午前8時に買い、午後8時に手仕舞いする内容になっています。

 コードを見られたい方は、サンプルプログラムを御覧下さい。

 今回はこれで終了です。

注意

内容には注意を払っていますが、保障は出来ません。
実際に運用する場合は、自己責任でお願いします。 

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