MetaTrader 4のバージョンアップにより仕様が変わってきた部分がありますので、 記事を新しい仕様で書き直しております。この注意書きが書かれていないページは 旧仕様の記事になります。旧仕様の記事でも一部を除き基本的にはシステムの制作に問題はありません。
今回は変数の説明です。
まず、前回と同じようにMetaEditorを起動して下さい。
左上のファイルをクリックして、新規作成を選んでください。
次へを押して、名前にExperts\Hennsuuと入れて完了して下さい。
前回と同じように、次の通りにvoid OnTick()の中に書いてください。
int aaa;
書き込めましたか?
;を忘れずに、半角で書いてください。
aaaが変数です。
変数というものは数字を入れる箱みたいなものだと思ってください。
intというのは、型名という箱の種類のようなものです。
整数の場合はintで構わないのですが、小数点付きの数字を入れる場合はdouble、文字列の場合はstringなど入れる数字(文字)によって、箱の種類を変えなければ行けません。
慣れて行けば、そのうち何処でどの型名を使うかは分かると思いますので、今はまだそこまで気にしなくていいです。
では次のコードに行きましょう。
先程書いたコードの下に書いてください。
aaa = 1 + 1;
変数の中には、数字を入れれます。
変数 イコール 数字 の順です。
この数字は、計算式でも構いません。
さて、では前回使ったPrint関数を使いましょう。
先程書いたコードの下に書いてください。
Print("1+1=",aaa);
少し説明しますね。
””の中は前回説明した通り、普通の文字です。
””の後は、,(カンマ)を打ってからaと書きます。
先程、aaaには1+1の計算結果を入れています。
1+1=2ですよね?
aaaには2が入ってます。
表示されたときには、1+1=2と表示されます。
実際に全部書くと下のようになります。
void OnTick()
{
int aaa;
aaa=1+1;
Print("1+1=",aaa);
}
これで、終了です。
では、前回と同じようにコンパイルをするためにコンパイルのボタンを押してください。
エラーが出た方は、半角になっているか、;を付け忘れていないかを確認して下さい。
全角でスペースを空けているところは、文字化けしたような文字が入ってますので、分かると思います。
そして、MetaTrader 4のバックテストでHennsuuを選んで、スタートして下さい。
終わったら、操作履歴をみて下さい。
メッセージの一番右端に1+1=2と出ていますね?
今回は、これで終了です。
変数がどういうものか分かったでしょうか?
これから頻繁に変数を使って行きますので、覚えておいてください。
次回はif文というものを説明して行きます。