今回は、「配列用の初期化機能」という内容で書かせて頂きます。
前回紹介させて頂いたソート機能よりは大分簡単です。初期化とは、全ての数値を最初の数値に戻すことです。
ArrayInitialize()関数 の使い方
使用する関数はArrayInitialize()関数になります。
int ArrayInitialize( double&array[], double value)
double&array[]
この引数には配列を入れます。double型の後に&とついているのは、この引数で渡した変数、配列の数値を関数の中で変更する機能があります。array[]のように引数の後に[]がついているのは、その引数には配列を入れるということを表しています。ただし、aaa[3]という配列がある場合、実際に引数に書くコードはaaaだけでいいです。
これはソート機能と同じ引数になります。
double value
初期化する数値を入れます。基本的に0を入れることが多いですが、他の数値を入れることも可能です。配列の全ての値がここに入れた数値になります。
実際の使用例
int aaa[3] = {10,20,30};
ArrayInitialize( aaa, 0);
上記の処理でaaaの配列の中身は以下の様になります。
初期化前 | 初期化後 |
aaa[0] = 10; aaa[1] = 20; aaa[2] = 30; | aaa[0] = 0; aaa[1] = 0; aaa[2] = 0; |
上記の例では特に意味のない初期化をしていますが、初期化は配列を使う場合頻繁に使いますので、覚えておけば役に立つと思います。
注意
内容には注意を払っていますが、保障は出来ません。
実際に運用する場合は、自己責任でお願いします。